ファントムセンセーションを使った触覚による電子ゲーム

 電子ゲームは情報提示のために主に視覚を使います。しかし他の感覚を使うことはできないのでしょうか。私たちは触覚を使って画像情報提示を試みています。ファントムセンセーションという心理物理現象があります。これは皮膚の上の2点を刺激したときに、刺激に大きな方へ知覚する位置が偏る現象です。写真は触覚を刺激するために2つの振動子を取り付けたゲームパッドです。写真ではわかり難いかもしれませんが、人差指で触っているものが振動モータです。2つの振動の強度を変えて、感覚を左右に動かしています。これを使って的を狙うシューティングゲームを作っています。また4個の振動子を使って2次元の方位を提示する方法も考えています。


参考文献
  1. 濱野 毅、久米祐一郎、曽根順治: 触覚ディスプレイによるゲームの検討、映像情報メディア学会技術報告、27巻、23号、pp.17-20、2003.
  2. 久米祐一郎、中島勇一: 2次元ファントムセンセーションによる方向提示と電子ゲームへの応用、映像情報メディア学会技術報告、29巻、22号、pp.21-24、2005.

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