CANON T50

キヤノンT50の写真
 「オッ、オッ、オッ、オッ、オートマーン」というCMは今でも耳にこびりついている。そういえば当時はこんな、語呂の良い掛け声の入ったCMが多かったような気がする。

 オートマンはT50の愛称だ。カメラは自体は当時実用化が急速に進んだエンジニアリングプラスチックをふんだんに使っており、モータードライブを内蔵している。当時の一眼レフはモータードライブ外付けが普通であった。機能自体は露出調整がプログラムAEモードだけ、専用のスピードライトを付けるとシャッターがXに自動的に切り替わる。シャッターダイヤルもセルフタイマー、プログラム、バッテリチェック、ロックだけである。すべての機能は単三電池2本でまかなっている。ある意味では一眼レフの別の方向を志向していた。当時は確かにカメラマニア以外でも一眼レフを買う層が大きかったことも事実であった。

 このカメラは2-3年前に、外出時のアポイントメントまでの時間潰しに入った中古カメラ店でボディーのみを\3500で購入した。中古カメラ店へ入るとき、誘惑に負けて中古カメラを買い集めるコレクタにならないように(ハマらないように)気を引き締めたことを覚えている。このコーナーではコレクタ式に買い集めたカメラは含めないことを前提としているが、この機種については勘弁して欲しい。買った動機は「安かった」こともあるが、手持ちのFDレンズやスピードライトをそのまま使えること、スナップに使い易いことが理由であった。

キヤノンのこのカメラ後の一眼レフはT70、T90と続き、その後AF化されてレンズマウントも変更して、現在のEOSシリーズへとつながっている。


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