キヤノン7 (Canon 7)

Canon7の写真

2台のキャノン7、左はCanon 50mm F1.4、右はCanon 135mm F3.5

 ミランダセンソレックスの次に買ったカメラがキヤノン7だ。しかも中古品を学生時代にアルバイトで貯めた金をはたいたのだった。

 当時小型軽量のオリンパスM-1はすでに市販されていたが、1眼レフの多くの機種は重量が1kg前後の大きく重いものが多かった。しかも1眼レフ用広角レンズはクイックリターンミラーがあるため、どうしてもレトロフォーカスタイプとなり、大きく重かった。キヤノン7を買ったのは広角専用機として使いたかったからだ。レンジファインダー式といってもライカなどは学生の身分ではとうてい買えなかった。国産のレンズ交換できるレンジファインダー式のカメラは当時、製造が打ち切られていた。最後までキヤノンがLマウントのレンジファインダカメラを製造しており、その中でもキヤノン7は出荷台数も多く、中古市場でも良いタマが多かった(今でもそうだが)。レンズは当時買ったCanon 35mm F2を常用している他、同じくCanon 50mm F1.4135mm F3.5を使っている。大きさや重さは手になじむので気に入っている。

 不満な点は、ボディにアクセサリーシューが無いことである。この機種に限らず60-70年代のカメラはシューが直接ボディに付いておらず、別途取り付けるものが多かった。そしてそのクリップオンのシューが壊れやすいのであった。もう一つ、三脚用のネジ穴が片方へ寄っていて使い難いことも不満である。

 1974年に手に入れたキャノン7であるが、それ以来いつも使っているのでさすがに、あちこち不都合が出てきてしまった。傷もついて、シャッターのバネもヘタっており、カメラクリニックで調べてもらったら1/1000は出ていない。そこで程度の良いキヤノン7を中古で手に入れた。使い慣れたカメラをいつまでも使いたいが、使えばキズがついたり、機能もヘタってしまう。予備に程度の良いものを確保しておくのは結構良いアイディアだと自己満足している。新しく手に入れたものでも、同じ機種なので30年近く使ったものと、同じように愛着を感じてしまう。

Canon7とBESSA-Rの写真

左 50mm付きキヤノン7、右 35mm(CANON)付きBESSA-R

最近になってコシナがVoigtlanderブランドのLマウントのレンジファインダカメラを製造販売を始めた。価格も手ごろであるし、これまでのほくのキヤノンの仲間にとっても違和感は無い。僕の年齢であると収入は子供の教育費に取られてしまい、学生時代と比較しても金銭的余裕は無い。この価格帯の製品はありがたい。このカメラのメカも露出計も現代技術で作られている。早速BESSA-Rを買って仲間に入ってもらった。レンズはVoigtlanderも持っているがキヤノンのものを相変わらず使っている。

 BESSA-Rを仲間に加えて、レンジファインダーカメラは今でも良く使っている。


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